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ITAKURA’s EYE 「日本株出遅れの原因」 ITAKURA’s EYE 「日本株出遅れの原因」 を含むブックマーク 3users コメントを見る

世界の上場株式価格推移を見れば、誰もが「日本株が出遅れている」と認識できるでしょう。

日本株の出遅れ原因については、様々な方が、様々な意見を述べていますので、この場でそれらの意見を羅列することは控えますが、僕が思うところの日本株出遅れの「一つの大きな原因」として注目したいのが、「企業に国民生活の様々な負担を押し付けようとする政策」、です。

1、被雇用者を解雇しにくい政策

「もうだめ潰れそう」とでもなら無い限り、従業員を「実質」首にできないわけです。
「首にできなくすれば、雇用が確保される」という短絡的でマヌケな発想が根底にあると思われますが、こんな政策は、経営者をして、むしろ、「能力不足でも首にできないなら、最初から雇いたくない」という経営方針を後押しするだけで、実質的な雇用対策になどなるはずもありません。

2、非正規雇用の排除政策

小泉政権下での非正規雇用に関する規制緩和が原因で、需要の変化が直ちに非正規雇用者の生活にダメージを及ぼすという、「現象のダウンサイドリスクだけを評価した分析」に基づき、派遣労働の禁止という愚策に至ったのだろうと思いますが、需要変動という予測の非常に難しい現在のグローバルマーケットを前提にすれば、「一時的と(経営者が)思う需要増に対して妥当な範囲の供給増を行うこと」が難しくなり、一時的にせよ需要増を生産拡大に結びつけづらくなってしまうわけです。

このことは、過去のエッセイ:ITAKURA’s EYE 「雇用問題」に詳しく書きました。

つまり、需要減少による非正規雇用の減少(首切り)というダウンサイドリスクばかりを評価するのではなく、一時的な需要増による一時的な雇用増というアップサイドリスクも同等に評価しなければならないと思うわけです。

ぜんぜん仕事が無いこと、より、一時的にでも仕事があること、の方が遥かにマシですから。

3、最低賃金規制

これについては、説明の必要すら感じません。

 

以上の政策は、国民生活のセーフティーネットを「企業に押し付ける政策」です。

こんな政策に縛られる企業と、そうでない企業があるとすれば、投資家はそんな政策に縛られない企業に対して将来性を感じるのは当然です。
こと日本の輸出依存の高い企業に関しては、日本国内の景気がどうであるかは、少なくとも投資家にとっては、さほど大きな因数ではないわけです。

雇用保証を企業に負わようとする政策は、日本株の出遅れの「一つの」大きな原因になっていると僕は思います。

 

では、国民生活はどうでもいいのか! というと決してそんなことはありません。

本来、生活保護、社会保障、セーフティーネットなるものは、企業が直接負担すべき類のものではなく、国家が税の再配分という手段によって率先して行うべきものです。

少子高齢化人口減少&デフレ状況にある日本モデルの場合、大手輸出企業「と、それにぶら下がる中小企業」の活躍によって初めて、資源の乏しい日本の継続性と、それら企業の従業員の収入が確保できるわけですから、企業の国際競争力を高めるような政策でなければならないはずです。

以上から、(過去にも書いたことですが)、上記の馬鹿げた企業いじめをとっとと止め、社会保障の原資となる消費税率の段階的引き上げ、および、法人税率の引き下げを行い、稼ぎ頭であるところの企業を伸ばし、国家財政規律に対する不安の払拭を行う必要があると思います。

さらに付け加えれば、先のエッセイITAKURA’s EYE 「わくわく公共事業」でも書いたとおり、どこかの田舎のバラマキを主な目的とした公共事業ではなく、日本の国際競争力を伸ばすことに直結する(・・・つまりバラマキ&成長に寄与する)公共事業のために起債する国債を増発すべきだと考えます。

また、ITAKURA’s EYE 「自給率アップ政策」、に書いたとおり、エネルギー資源、食糧などの自給率アップのための公共事業も諸外国の経済に翻弄される日本経済の安定化のために、長期的視点に立ち、実行すべきだと思います。

 

なぁ〜んて、こんなところで主張したところであんまり役に立たないかもですが(笑)、いずれにしても、「将来に対する国民の不安」を取り除くことが、消費を刺激し、生産を拡大し、現在の閉塞感を払拭できる唯一の方法だと僕は思います。

将来に不安があれば、今あるお金を温存したくなりますし、したがって経済は縮小均衡に成らざるを得ないのだと思います。

 

2010年2月9日 板倉雄一郎

 

PS:

高度な社会保障を実現している北欧の場合でも、企業は「その企業では使えない人」の首切りは、日本より遥かに自由にできます。
その一方で、消費税を原資とした社会保障が実現されているわけです。
決して、社会保障の一端としての雇用確保を企業に負わせているわけではないのです。

その結果、国際競争力のあるグローバル企業が育つ一方で、社会保障も充実し、国民の将来(特に老後や病気など)に対する不安が、少なくとも現在の日本より少ないわけです。

日本は、相変わらずの、「企業は一流、政治は三流」、から抜け出したいところですね。

僕個人的には、民主党には全く期待できません。

だって、彼らから真っ当なマクロ経済政策なんて、全く聞こえてきませんから。

サンプロで激論を交わす大物元検事と小沢幹事長の2月8日定例会見 (YouTube動画) サンプロで激論を交わす大物元検事と小沢幹事長の2月8日定例会見 (YouTube動画) を含むブックマーク

小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡って、大物元検事の郷原信郎氏と宗像紀夫氏が壮烈な激論を交わしたサンデー・プロジェクトの動画は、すでにこの問題

2/9発売です~「チェンジメーカー」(講談社)刊行記念サイン会を京都(2/13)、大阪(2/14)で開きます。ぜひいらしてください。 2/9発売です~「チェンジメーカー」(講談社)刊行記念サイン会を京都(2/13)、大阪(2/14)で開きます。ぜひいらしてください。 を含むブックマーク

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下記の予定で、ずっと週刊モーニングに連載していた「誰にでもできる日本支配計画」をまとめた書籍、「チェンジメーカー」を2/9に発売します。その発刊をきほんして、下記の日程で、京都、大阪で講演会を開きますので、ぜひいらしてください!!

名称(共通) 「チェンジメーカー」(講談社)刊行記念
        勝間和代さん 講演&サイン会


2月13日(土) 京都新聞文化ホール
         13時~  (開場12:30)
        【整理券配布方法】
        対象書籍を大垣書店にてご購入の方で、ご希望の先着150名様に
        整理券を配布いたします。    
        *2月3日より大垣書店烏丸三条店(℡075-212-5050)にて予約
         受付いたします。
        *発売後(2月9日頃)は、大垣書店全店で整理券を受付・配布
         いたします。
                 
2月14日(日) 阪急ターミナルスクエア・17 「ふじ」  (阪急梅田駅隣接)
         13時~ (開場12:30)
        【整理券配布方法】
        対象書籍を紀伊國屋書店梅田本店にてご購入の方で、ご希望の
        先着100名に整理券を配布いたします。
        *2月3日より紀伊國屋書店梅田本店(℡06-6372-5821)にて予約
         受付いたします。

KDDIのJCOM出資方法の適法性と公開買付け規制の解釈(その2) KDDIのJCOM出資方法の適法性と公開買付け規制の解釈(その2) を含むブックマーク 5users コメントを見る

先週、KDDIのJCOM出資方法の適法性と公開買付け(TOB)規制の解釈というエ...

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アジアにあってアフリカにないもの アジアにあってアフリカにないもの を含むブックマーク 129users コメントを見る

私がblogをはじめて以来目にした中で、最もひどい記事。

アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記
これらの本を読んでのちきりんの解決案仮説は「この際もう一度、アフリカ大陸を西欧の植民地にしたほうがいいんじゃないの?」ってこと。香港・マカオみたいに「100年租借」で西欧諸国の植民地にして100年後に返す、っていうのが一番いい方法なんじゃないかな。西欧諸国にもメリットが必要なので、資源の出る国と出ない国をセットにしてね。
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筑波大学講演会と次のコミティア 筑波大学講演会と次のコミティア を含むブックマーク

えー、まずは2月13日(土曜日)に筑波大学で開かれる俺の講演会のお知らせです。 ●講演「マンガとアニメーションの間に」 ●日時 2月13日(土)13:00~14...

大手メディアの「小沢は辞任すべき」世論調査報道は世論誘導の可能性も 大手メディアの「小沢は辞任すべき」世論調査報道は世論誘導の可能性も を含むブックマーク

東京地検特捜部を煽ってなんとか、小沢一郎民主党幹事長の3人の秘書を逮捕させた日本の大手メディアだが、証拠不足で肝心な小沢幹事長は不起訴、秘書らも起訴された翌日に

皆さん「ダダ漏れ」についてちょっと思い違いをしてはいないか? 皆さん「ダダ漏れ」についてちょっと思い違いをしてはいないか? を含むブックマーク 121users コメントを見る

「ダダ漏れ」という言葉があちこちで見られるようになった。いうまでもなく、「ケツダンポトフ」の「そらの」さんの活躍によるものだ。事業仕分けやウェブ学会など、名だたるイベントに乗り込んで起きていることをノーカットで中継するスタイルは、マスメディアによる編集された情報に慣れた目には新鮮に映る。「あれはジャーナリズムじゃない」という批判も、もはや無視できない影響力を持っていることの裏返しだ。

とはいえ、もちろん全員とはいわないが、どうも世間の少なからぬ人々の間に、「ダダ漏れ」に関連してある種の誤解があるように思われるのでひとことだけ。ちょっと釣りっぽいタイトルだが、実際若干挑発的でもあり、でも一応割とまじめで、かつ前向きのつもりだったりもする。ちょっと長文。

知ってる人は多いだろうが、そもそも「ダダ漏れ」とは何か?たとえば地域情報サイト「品川経済新聞」の記事「大井町のすし店が「ツイッター割引」-「ダダ漏れ女子」の中継も」をみると、そらのさんを「動画配信サービス「ユーストリーム」でライブ中継を行う「ダダ漏れ女子」」と紹介している。もちろん彼らは承知の上でよりわかりやすく説明しようとしてこう書いたのだろうが、これは必ずしも正確とはいいがたい。一方、2010年2月4日付産経新聞記事「【Web】ダダ漏れ増殖中 ツールも向上、広がる可能性」には「私生活の映像などをネット上にさらす“ダダ漏れ女子”」とある。こちらが、少なくともそのルーツ的にいえば「正解」。

もともとこのことばは「小鳥ピヨピヨ」の運営者として知られるブロガー、いちるさんのいわば造語だった(※2010/2/7訂正:ずっと前からあったことばらしい。お知らせ多謝。コメント欄参照)。この意味での初出は2007/09/19の記事「自分の「今」がダダ漏れな子のブログ」。「自分自身の動画をリアルタイムでずっと配信している」ことをプライバシーが「ダダ漏れ」、と表現したもの。まだUSTREAMが今ほど一般的ではなかったころだが、こういう使い方は、少なくとも日本の環境下ではよほど意表をついていたのだろう。当時この記事を見て「よくやるなあ」と思った記憶がある。

で、件のそらのさんはその「ダダ漏れ女子2号」として、2009年5月25日の記事「ダダ漏れ女子2号、登場」に紹介されている。もちろん当時はまだ今のように知られた存在ではなかったのだが、この記事でも、自らの姿をネットに公開し続けるさまが描写されている。要するにダダ漏れとはそもそも、自分を映すものだったわけだ。

別にネット界隈の超ニッチな蘊蓄を語って自慢したいわけではない。ダダ漏れが「ダダ漏れ」と名付けられたのには意味がある、といいたいのだ。いちるさんが「ダダ漏れ女子」に注目したのは、いうまでもないが、彼女らが本来あまりネットで公開されることのない普段の姿、プライバシーに近いところをそのまま公開していたからだ。「漏れ」という表現も、「本来ないはずの」というニュアンスで使われている。

その後そらのさんのカメラは、次第にそらのさん自身ではなく外部に向かい始めた。そうした部分しか知らない方の中には、彼女をいわば「突撃取材」する人のようにとらえている人もいるかもしれない。それはそれで別にまちがいということはない。「ダダ漏れ」が自分を映さなければならないという決まりがあるわけでもないし。しかしそれでも、もともと「ダダ漏れ」が自分の姿を中継する行為であったという事実には、もう少し重要な意味がある。

こんなことを思ったのも、ちょうど昨日、2010年2月5日に早稲田大学で開催された「オープンプレスクラブ(OPC)構想について話し合う会」なる会合に出席した際の経験が印象的だったからだ。

会合のテーマはいわゆる記者クラブ開放問題。官庁などの記者クラブが既存マスメディアの記者たちに「独占」されていて、フリーのジャーナリストなどが入れず、監視が行き届かない中で、官僚と記者が「癒着」しているのではないか、といった批判がある。それで国民の知る権利が守られない状態が発生している、と。あるいは犯罪報道のようにもっと直接的に、マスメディアが監視役を果たさないために国家権力が国民の権利を侵害する状況が野放しになっている、という批判もある。だから記者クラブを開放して、幅広い層の人々が参加できるようにすべきである、と。おおまかにいうとこんな感じだろうか。

もちろん実際に何をするか、できるかというのはそれなりにいろいろあるわけで、それをいろいろ話し合おうという会合だったわけだ。会合自体は面白くて、フリージャーナリスト、大学生、大学院生、マスメディア勤務の方、一般企業の方などさまざまな人が集まったおかげで興味深い話もたくさん聞けたし、今後に向けてどういうアクションをとったらいいかについてのいくつかの面白そうなアイデアも出た。実行に移されるものも出てくるだろうと思う。それはもちろん歓迎すべきことだと思っている。

会合でいろいろ出た中には、技術の進歩によっていまや誰もが情報発信できる時代になったのだから、ネット中継を皆で分担していろいろ活動してみよう、みたいな話もあった。要するに「ダダ漏れ隊」みたいなもの、自発的なものかもしれないが、そういうものができて、あちこち取材にいって、どんどん動画中継するようになればよい、といった話だ。基本的に悪い話ではないなと思っていたので、そのときはあまり気づかなかったのだが、漠然とした違和感めいたものはあって、何かと考えているうちに思い当たった。

この会合で私は、PCを持ちこんでニコニコ動画で生中継をしていた。見ていた人はわかるだろうが、カメラには会合の中心人物である「ガ島通信」の藤代さんとフリーライターの渋井哲也さんぐらいしか映っていなかったのだが、別に数人しかいなかったわけではない。出席者の多くは生中継のカメラに映ることをいやがり、映らない位置に席をとっていたのだ。

通常の会合であれば、それは別に問題ではない。気にする人がいるのは当然で、そういったことに配慮するのは中継する側としても当たり前のことだし、実際そうしていたわけだが、今回の会合は、知る権利とか、自由な取材活動とか、そういったものがテーマだという意味では、若干「特殊」といえば特殊だ。一方で「ダダ漏れ隊」ができてどんどん動画中継するようになればよいと話していながら、もう一方では、自分が動画に映り込むのをいやがっている。これはちょっとおかしくないだろうか。

思い当たるふしはある。こうした態度は、実のところ今のマスメディアの方々に多く見られるものだ。彼らが、相手のようすを動画に録るが自らが映るのはいやがり、相手に取材で切り込むが自らが取材で切り込まれると狼狽するといった状況は、私も実際に何度か経験した。この会合の出席者たちの態度は、こうしたマスメディアの人たちの態度とよく似ていたように思う。

もともとリアルタイムで配信されてしまう生中継において、他人の著作権やらプライバシー権やらの侵害がはからずも起きてしまうリスクを完全に消去することはできない。録画なら削除・編集できるところも生では対応できないからだ。プロであるマスメディアだって当然同じ問題はあって、できる限りは事前に承諾をとるだろうし、よけいなものが映りこまないように配慮もするだろう。それを前提として、ぎりぎりまで努力しても映っちゃったものとかについては、あるいは知る権利が優先という論理で押し切るか、あるいは会社組織がごめんなさいといってなんらかの対応をするか、といったことをやってるわけだ。

初期のダダ漏れが自分を映すものであったということも、同じ事情があるはず。自分の姿だけなら、自分が納得していればそうした問題が起きないからだ。もちろん今、そらのさんが取材等で自分以外の人を撮影する際には、相手には事前に承諾をとっているだろうが、そうしたことを今よりはるかに多くの人が一般的に、何の配慮もなしにやるようになったとしたら、あるいは「報道」に類することをやり始めたら、何も問題なしですむとは限らない。当然の話だが、何をやってもいいというものではない。

ダダ漏れは問題があるからやめろとかそういうことではない。「大人」な書き方をすれば、気をつけたほうがいいよ、ということになるし、ポジショントーク的にいえば、発信を前提としたメディアリテラシー教育の再構築が必要だとかそういう話になる。発信者たる個人や小さな組織にその手段を与えるネットサービス事業者が対応すべきだという考え方もあるだろうが、必ずしも実効性があるとは思えない。たとえばテキストベースのブログサービス企業とかだって、ユーザーを縛るのはそれなりに難しい。明らかに「有害」と識別できる情報ならともかく、報道の領域に近づいていくと、そうした区分けははっきりとはできないことが少なくないはずだ。

となると、すわ法規制だという話に行きがちだ。もちろんそれはありうる方向性で、現行法で対処できない、あるいはしずらい部分があるなら、なんらかの法整備が必要かもしれない。とはいえ現行法は、少なくともダダ漏れを行う人の違法行為や権利侵害に対する救済措置はある程度備えているわけで、むしろ今考えるべきはダダ漏れ者自身の保護策のほうなのではないか。ここまでは大丈夫というルールを示してあげることで、歓迎できない行為を抑え、望ましい側面を伸ばすことをねらうわけだ。

報道、特に国などの公共機関に関する報道の領域は、より多くの、多様な視線にさらすことで公正を保つという意味で、「保護」のメリットが大きいかもしれない。記者クラブ開放問題も、同じ問題意識から発生したもののはずだ。権力に対する監視役としてのメディアの役割の一部をもしそうした「ダダ漏れ隊」を含む一般に近い人たちに担ってもらうことが社会的に有益であり、今後必要だと考えるなら、少なくともその領域においては、ダダ漏れされることを職務の一部と考えてもらったほうがいいかもしれない。社会的に影響の大きい企業などの団体も、それに類するものとしてとらえる考え方がありうる。

ではそうでない場合、たとえば一般の人を映すことはどうか。ダダ漏れを行うのも一般の人である場合が多いことを考えると、この問題は、情報を伝える役割を担うネットサービス事業者の責任問題に直結する。今でも動画投稿サービス事業者は、アップロードされた動画のうち問題のあるものを削除したりするが、生中継では対応が間に合わないこともあろう。そもそも、機械で判定できるような明確なものでなければ、すべての動画を常に監視し続けることなどできない。しかし人力で監視しようとすればコストがかかるから、今のように気軽に利用できるものではなくなってしまう。

この問題はもちろん昔からあった。それが顕在化してきたのは、技術の進歩によって、これまでそうした手段を使えなかった多くの人がそれを利用可能になったからだ。ではそうした危険な道具は封印したほうがいいのか?ここで考えなければならないのは、現行の法や慣行が、過去の技術水準、過去の考え方に依拠して形成されたということだ。もしそれが社会の実態に沿わなくなってきたなら、そちらのほうを変えたほうがいい場合もあるかもしれない。よく「新しい酒には新しい革袋」とかいうが、これは「新しい革袋には新しい酒」とでもいおうか。誰もが動画で情報発信できる時代とは、誰もが動画に映り込む可能性をある程度は認識しておかなければならない時代だ。もちろん何をしてもいいという話にはならないが、今のようにほんのちょっとでもだめという考え方は現実的とはいえない。

つまり、ある程度は権利侵害をお互いに許容しようというわけで、これはけっこう「過激」な話だと自覚はしている。社会や人は時代とともに変わっていくが、そのペースは技術ほど速くないことも多い。少なくとも今の段階で、こういう考え方が社会の大勢を占めるとは思わない。巨視的にいえば、科学技術のおおまかな方向性が、これまでのような、自然を含む環境や他者からの「自立」への指向から、それらとの「共存」みたいなものへの指向に変化しつつあるように思われるので、自分ではまちがってないと思うんだが、当然異なる考え方の人はいるだろう。もちろん現行法は厳然と存在するわけだし。しかしそれが新しい動きとの間で摩擦を起こすなら、そこでなんらかの調整をしようという人たちが必ず現れる。さまざまな考え、立場の人がいる以上、しばらくはあれこれ議論が続いたり、トラブルが起きたりしていくことになるんだろう。むしろ安易に結論を出さないほうがいいと思う。

少なくとも今いえることはある。極論はともかく、より現実的な部分を考えるとすれば、少なくともメディアの一翼を担って情報発信をしようという人たち自身には多少の「覚悟」が必要ではないか、ということだ。やや挑発的にいえば、少なくともネット中継中に自分の姿がダダ漏れされる覚悟のない者が、ブームに乗ってダダ漏れなどやろうとは考えてくれるな、と。同様に、動画でなくても取材活動をする人は、同じやり方で自分が取材される可能性を意識しておくべきだろう。もちろんマスメディアの皆さんも同様だ。そもそも「誰もが情報発信できる時代」とはそういうものではないだろうか。


大西 宏のマーケティング・エッセンス

笑顔を忘れないでいたいね 笑顔を忘れないでいたいね を含むブックマーク

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永源寺

今日、滋賀に行くと田畑に雪が積もっていました。昨日に積もったのか、行き交う車の中には、雪が被っているものも結構ありましたが、はっとこれは雪の永源寺を写真に撮れるかもしれないと思い、急遽出かけてみました。
永源寺

南北朝時代に開山された禅寺である永源寺の本堂は茅葺きの屋根。きっと屋根に雪が積もるとまた一味違う風景になると考えたのですが、行って見ると、すでにほとんど解けてしまっていました。残念!

その本堂の回廊に鎮座しているのが撫で仏さん。病んでいるのとおなじところを撫でるとご利益があるそうですが、その笑顔がなかなかいいのです。そういえば、こちらのお寺の参道脇のお地蔵さんも、みんな笑顔でした。
大変な時代ですが、笑顔だけは忘れないようにしたいものです。今週も笑顔で福を招きましょう。

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朝青龍の退職金1億円は高い?それとも安い? 朝青龍の退職金1億円は高い?それとも安い? を含むブックマーク

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朝青龍の引退が決まりました。相撲界も大変です。けじめをつけなければマスコミや世論が許さない。朝青龍が抜けると、相撲人気は確実に落ちる。悩ましい話だったと思います。
朝青龍の引退で決着がつきましたが、朝青龍が抜ける大阪の春場所以降の興行を考えると関係各位のみなさまは心が休まらないのではとお察しします。
それにしても先場所の朝青龍は強かったですね。身体は小さい朝青龍が、あの大きな把瑠都を宙に浮かせた下手投げは豪快そのものでした。

解雇ではなく引退ということで退職金がでるそうですが、1億円超えだという記事がでていました。
朝青龍の“退職金”は1億円超え

退職金がもらえるプロスポーツって珍しいのではないかと思いますが、契約による年俸制ではなく、給料制だからということかもしれません。
それで気になるのは、横綱はどれぐらいの収入があるのかです。調べてみると、横綱の給料はおよそ280万円で、あとは懸賞金やその他の収入だそうです。朝青龍のように成績を残している横綱でも、年収は一億円程度だそうです。

プロ野球やサッカーの選手と比べると少ないのに驚きます。幕下は無給であり、給料のでる関取になれるのはわずか1割程度、力士生命も短く、身体を張って、その頂点にたっても、その程度の収入では、力士希望者が減ってくるのも無理からぬ話です。貴乃花親方が年俸制を主張するのも無理がないとも感じます。

貴乃花引退後に人気の落ちてきた相撲を支えてきた貢献度は高い、しかし問題をたびたび起こしてきた朝青龍ですが、退職金1億円は高すぎるとお感じになりますか、それとも安すぎるとお感じですか。どうでしょうね。
アンケートを作ってみましたので、みなさまのご意見をお聞かせください。

さて、親日感情の強いモンゴルでの朝青龍の人気は高く、また朝青龍が親日感情深めたでしょうから、この騒動で感情的な対立が生まれることは避けたいところです。外国人力士を取るということは、そういったリスクもあるということも角界は自覚すべきでしょうね。
モンゴル各紙が日本批判 朝青龍引退は協会の圧力




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UCCの件はサイバーエージェントじゃなかったらしい UCCの件はサイバーエージェントじゃなかったらしい を含むブックマーク 48users コメントを見る

 中の人より、猛烈に「違いますよ!」とのことで、スパムについてはUCC(上島珈琲)単独犯だったそうで。なーんだ。まあ、元サイトでもBTWで言及なのですが。

UCC(上島珈琲)がツイッター上の宣伝で大スパムして謝罪
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/02/ucc-e777.html
昨日のUCC(上島珈琲)の問題広告、代理店はサイバーエージェントだったらしいよ
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/02/ucc-1d49.html

昨日のUCC(上島珈琲)の問題広告、代理店はサイバーエージェントだったらしいよ 昨日のUCC(上島珈琲)の問題広告、代理店はサイバーエージェントだったらしいよ を含むブックマーク 75users コメントを見る

 「どこだよ代理店」とか書いてたんだが、どうやらサイバーエージェントだったらしい。うーむ。ただ、引用元はtwitterを巻き込んだキャンペーンそのもの全部をCAがやったとは書いてないので、まだ決まったわけじゃない、注意。twitterでやらかしたスパムはUCCが自力でやってたことのようだが、どうなんだろ、これ。

UCCがtwitterで行った直球ストレートのスパムマーケティング
http://make-ting.com/ucc/
魚拓
http://megalodon.jp/2010-0206-1901-57/make-ting.com/ucc/
誘導先
http://www.ucc.co.jp/gcs/

 なにしとん。

なんとか一段落 なんとか一段落 を含むブックマーク 3users コメントを見る

ようやく、といいますか、5日に大学入試の立ち会いが終わりました。詳しくは書けませんが、いやあ疲れた。それで昨日の6日は大阪心斎橋にある「まんだらけグランドカオス...

東京地検の週刊朝日山口編集長出頭要請の顛末 東京地検の週刊朝日山口編集長出頭要請の顛末 を含むブックマーク

週刊朝日の山口一臣編集長が東京地検から出頭要請を受けた問題。 「南華のブログ」様、「父さんの日記」様が事実関係を伝えてくださっているので、紹介させていただく。 悪徳ペンタゴンの一味であるマスメディアが偏向報道を全面的に展開するなかで、社会の木鐸としての役割を果たそうとしている稀有の存在が『週刊朝日』である。編集長の山口一臣氏の気概が感じられる。 週刊朝日「談」というサイトに山口一臣氏の説明が示されている。以下はこのサイトに掲載された山口氏の説明である。 「お騒がせして申し訳ありません」 2月3日は、わたし=週刊朝

石川知裕氏、大久保氏、池田氏の保釈を心より祝福 石川知裕氏、大久保氏、池田氏の保釈を心より祝福 を含むブックマーク 4users コメントを見る

石川知裕衆議院議員、大久保隆規氏、池田光智氏が2月5日、保釈された。 石川氏など3人は暴走する東京痴犬地検特捜部による犠牲者である。東京拘置所の冬は寒い。独居で重ね着をしても、体が芯から凍りつく。政治資金収支報告書に一時的な立て替え金を記載しなかっただけで、このような拷問にかけられたのでは、法治国家とは到底言えない。 この拷問に耐え、生還を果たされた3人の勇士に心からエールを送りたい。 鳩山政権が実現しなければならない課題は多い。 本年7月の参院選に勝利して、日本政治刷新を思う存分に実行してもらいたい。2013

南極海で日本の「第3勇新丸」がシー・シェパードの「ボブ・バーカー号」に衝突 (YouTube衝突動画あり) 南極海で日本の「第3勇新丸」がシー・シェパードの「ボブ・バーカー号」に衝突 (YouTube衝突動画あり) を含むブックマーク

まあ、いつものことながら、日本側はシー・シェパード側が接触してきたといい、シー・シェパード側は日本側が追突してきたという。みなさまはどちらの主張を信じますか。日

小沢一郎、無所属の田村耕太郎参院議員を一本釣り  小沢一郎、無所属の田村耕太郎参院議員を一本釣り  を含むブックマーク

小沢一郎幹事長の参院選への執念にはものすごいものを感じる。不起訴が決まった翌日、5日に、元自民党議員で現在は無所属の田村耕太郎参院議員を一本釣りするために直談判

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日本では、トヨタのリコールが話題になっているけれども、今から1週間ほど前にテレビで、ホンダの車がリコールされているとのニュースを小耳にはさんだ。ホンダの日本語の

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小沢一郎の不起訴とゆうちょ銀の米国債運用との関係 小沢一郎の不起訴とゆうちょ銀の米国債運用との関係 を含むブックマーク

今日は『米国からの便り』がブログを閉鎖するというショッキングなニュースで一日が始まった。できれば、ブログはこのままで、気が変わったらまた再開していただきたいと思
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「人は変われる」 - 書評 - 死刑と無期懲役 「人は変われる」 - 書評 - 死刑と無期懲役 を含むブックマーク 39users コメントを見る

筑摩書房松本氏より定期便にて献本御礼。

[内閣府世論調査]死刑容認が85.6%で過去最高に - livedoor ニュース
内閣府は6日、死刑制度に関する世論調査の結果を発表した。死刑を容認する回答は85.6%と過去最高に上り、廃止論は5.7%にとどまった。被害者・家族の気持ちがおさまらないとの理由が前回調査より増えており、被害感情を考慮した厳罰論が高まっていることが背景にあるとみられる。

そう答えた85.6%は、本書を読む義務がある。

民主国家における死刑というのは、結局のところ我々が、そう、他ならぬ我々が死刑囚を殺すということなのだから。

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真の「普通」 - 書評 - 未来思考 10年先を読む「統計力」 真の「普通」 - 書評 - 未来思考 10年先を読む「統計力」 を含むブックマーク 68users コメントを見る

出版社より献本御礼。

今回も素晴らしい出来。本書が普通に読まれるのであれば、この国の未来は、よい意味で著者を裏切ることとなるだろう。すなわち明るい。

裏を返すと、本書のあり方が普通にならない場合、この国は著者が読んだ通りとなるだろう。

そう、普通。

「ふつう」とは似てて異なる「普通」とは一体なんなのだろうか。本書を片手に考えてみたい。

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大西 宏のマーケティング・エッセンス

「感動を伝えること」に全力をつくす 「感動を伝えること」に全力をつくす を含むブックマーク 3users コメントを見る

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いい言葉だと思いました。昨日は「慶應義塾大学SFC研究所 ネットビジネスイノベーション政策フォーラム キックオフシンポジウム」がUSTREAMで中継され視聴していたのですが、ソフトバンクの孫社長が4つの提言をされ、「教育×IT」というテーマのなかで紹介された言葉です。

孫社長がTwitterで「みなさん30年後の教育はどうあるべきですか?」とつぶやかれたところ、一時間で230件、累計で1000件のコメントが帰ってきたという出来事を披露され、孫社長が一番素晴らしいと思われたものだそうです。

もしかしたら、『感動を伝えること』のみを命題として、全力を尽くすべきかもしれません。

なにかぐさりと突きつけられる言葉でもありますが、感動といえば、孫さんのスピーチの分かりやすさ、明快さ、また力強さにも感動しましたが、なによりも、東京で開催されてた、このフォーラムを関西のオフィスにいながら、参加するという体験ができたことに感動しました。

ネットは、地域という垣根を超えた人と人のコミュニケーションとつながりを広げましたが、リアルな世界で交わされ発信される場、つまりフォーラムや研究会、講演会など、東京に一極集中しているという現実があります。そのハンディを見事に破ってくれました。

さて、スピーチのなかでは、とくに「電子立国」から「情報立国」へという視点は、今の日本がもっと転換しなければならない大きなテーマだと思いますが、その孫社長のスピーチ内容を、ブログ”tamalog”さんが原稿に書き起こしてくださっています。深く感謝します。ぜひご一読ください。
ネットビジネスイノベーション政策フォーラム 孫正義部分のみ(tamalog)

中継があり、Twitterでその場の感想や意見が書き込まて、それがタイムラインとして流れ、さらにブログがフォローするという流れは、新しいコミュニケーションの世界そのものです。
ネットビジネスイノベーション政策フォーラムの録画
twitterのタグは #nbipol

実は、同じような時間に、大阪のアメリカ村の近くのマクドナルドで、ブログやSNSをやっている人たちを集めてのBigAmericaのハンバーグ試食イベントがありました。それを企画したAMNさんからご案内のメールを戴いていたのですが、このフォーラムを見ていて行けませんでした。
ところが、そちらのイベントもUSTREAMでイベントの模様が中継されていました。たぶん、それを知ったのもTwitterだったと思います。途中で、ちらちそちらも眺めましたが、かなり盛況だという印象を受けました。このイベントも1259名が視聴していたようです。
BigAmerica(USTREAM)

現実のなかで進行する場、そしてインターネットが参加の場、コミュニケーションの場を広げる、リアルとネットの融合の世界をこの間続けて体験できたわけですが、そのなかで、多くの人達が見守っているなかでは、スピーチのあり方、考えの伝え方が変わってくることを多くの人たちが感じたようです。
知識のつなぎ合わせだけでは何の感動もありません。自分で考え、自らの体験に基づいて、自らの言葉で語るということに尽きるのではないかと思います。

「社会のパラダイムが切り替わるから教育も切り替わらなければならない。つまり暗記ではなく、自らの考え方を養う。学校で学んだことが仕事で役立つような教育体系に切り替わらなければならない」「暗記に3割、思考に7割」へのシフトと重なることではないでしょうか。

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出版業界が不振というのと読書離れとは別問題 出版業界が不振というのと読書離れとは別問題 を含むブックマーク 27users コメントを見る

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アップルは、iPadで、たんなるネットブックでもない、また電子書籍リーダーでもない、タブレットPCという新しいカテゴリーを切り拓こうとしていますが、電子書籍リーダーとしても成功するかどうかで、タブレットPCの市場性も大きく変わってくるものと思います。もちろんスティーブ・ジョブスも当然そのことは戦略上に置いているから、iBookを立ち上げます。
なぜiBookの発表が遅れているのか、なぜiPadを先行して発表したのかの理由を想像してパズルを解いてみるのは、戦略シナリオを描くちょっとしたトレーニングにもなり、なかなか面白いところです。

新しい体験とは、もちろん操作方法や、インターフェイス、また使うシーンが変わるということもありますが、今までできなかったことができるようになるということのインパクトのほうがはるかに大きいことは言うまでもありません。
ジョブスが、iPadを、たんに、ネットブックを駆逐するタッチパネルで動く次世代型のモバイル端末と位置づけているとは到底思えません。生活そのもの、あるいは文化そのものを変えるというビジョンを持っていると見る方が自然でしょう。その鍵となる機能はやはり電子書籍リーダーです。しかも電子書籍リーダーは、ハードで完結できる世界ではなくしくみが必要だと言うことは言うまでもありませんね。
ジョブスが電子書籍をいかに意識しているかは、さまざまな記事からも伺うことができます。「アマゾンはKindleでこの機能を開拓するという優れた成果を上げた。われわれは彼らを手本に、もう少し踏み込む」とか、アマゾンの電子書籍リーダーKindleとのバッテリー動作時間の差についての質問に、「そもそも人は10時間も(つづけて) 読書をしない」と一蹴したという件があったり、「出版社はアップルにつく」とか。
iPadそのものはアマゾンでも販売されますが、焦点は電子出版の覇権をどこが握るかに移ってきています。
アマゾンのiPad発売予告ページ

ハードはその市場を拓くためのものに過ぎません。Twitterで知ったのですが、アマゾンも、「Kindleで不満があれば、いつでも返金します、返品は必要ありません」というキャンペーンを始めたようです。ビジネスの焦点はKindleではなく、電子書籍のビジネスなのです。
しかし、こういったアマゾン対アップルという話題がヒートアップするにつれ、残念ながらSONYさんの影が薄くなってしまいましたね。

さて、以前iPadについて書いたときに、iPadの電子書籍リーダーとしての機能はさほど重要ではないのではないか、読書離れが進み、出版業界、とくに雑誌の不振が叫ばれている、いまどきに誰も本は読まないというコメントを頂きました。

しかし、現実は違うようです。毎日新聞社が行っている読書世論調査によれば、読書率はざほど低下してきたとはいえない結果です。読書離れとはことなる原因があって、販売数が減り、出版業界や雑誌社の経営が厳しくなってきているのではないかということです。


読書率の推移(一般)
読書率


しかも学生に限ると、むしろ昔よりは本を読むようになってきています。例えば1955年の学生の読書率は70.4%でしたが、1975年は80.9%、2000年は94.0%、2008年はそれより少し落ちているとしても、87.0%とむしろ長期的には、読書率はあがってきたのです。
とくに読書離れの危機感から学校教育で読書に力を入れた結果だと思いますが、毎日新聞と全国学校図書館協議会が共催の調査では、小学生や中学生の平均読書冊数も増加してきています。
「第55回読書調査」の結果

ネットの利用が高まると読書しなくなるということも考えられますが、インターネットや携帯電話の普及が「本離れ」に関係があるかと思うかとう質問には、関係があると答えている人が多いのも事実です。しかし、一方では、ネット利用時間が多い人ほど、読書量が多いという結果がでています。そちらのほうも納得できる気がします。
ネット利用時間が長い人ほど実は読書量が多い (読書世論調査より)

書籍に関して、出版業界は青息吐息なのは、ブックオフなどの古書籍による流通が伸びてきたこともあるのではないでしょうか。それに辞書の市場は大きいのですが、電子辞書が登場したり、ネットで調べる、百科事典もネットで検索して調べる時代となりました。一般の週刊誌も、雑誌を読まなくともネットで十分情報が得られる、あるいはそれ以上の情報が得られることすら少なくありません。

本を読まなくなったということではなく、いろいろ環境が変わってきた、あるものはインターネットに置き換えられ、あるものは書籍がリユースされるようになったということでしょう。そういえば、私自身も、アマゾンでも結構マーケットプレイスで購入することが増えてきました。なんら問題を感じません。

今でも電子出版をやっていることろがあるのですが、携帯では成功したとしても、一般の書籍では書籍の品揃えが薄く限界があります。しかし電子書籍の市場が形成され、それが主役になっていくと、出版の世界は大きく変化します。それこそ創造的破壊がやってくるということです。
出版業界は、その変化に乗れるかどうかが問われてきます。おそらく雑誌に関しては、電子出版が救いの神になるかもしれません。
紙の発明、印刷機の発明が文明を変えてきました。それほど大げさに考えなくとも、インターネットは誰もが発言でき、それを共有することができるという新しい文化を生み出しましたが、それに匹敵するような大きな変化が起こり、新しい文化の時代がやってくるのではないでしょうか。
ちなみに、アマゾンのKindleのCMがなかなかいいので、下に貼っておきます。

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UCC(上島珈琲)がツイッター上の宣伝で大スパムして謝罪 UCC(上島珈琲)がツイッター上の宣伝で大スパムして謝罪 を含むブックマーク 20users コメントを見る

 UCCがtwitter上で実施したキャンペーンが、無秩序botによるスパム行為に発展、見事謝罪に追い込まれるという事態が発生しております。なんという基本的なところでの炸裂、どこだよ代理店。

UCC謝罪文
http://www.ucc.co.jp/gcs/twitter.pdf

 早々に問題が露呈し、開始2時間であっという間に対応したため、スパム自体が幻の内容になっているみたいですけど、かつてtwitterスパムを踏んで大量にDMを送ってしまった経験のある私としては上島珈琲に激しく同情します。UCCは普通においしいので、リベンジを期待してやみません。

 ところで、佐々木さんがこんなことを。

http://twitter.com/sasakitoshinao/status/8669462395
[引用]日経が数日後「ツイッターマーケの限界を露呈」と書くのに一票。RT @kirik: RT @tommy_nezy RT @nagasawa144: RT @shoinoue: UCCが謝罪。http://www.ucc.co.jp/gcs/twitter.pdf

 ツイッターに広告を出す側としては、確かに限界はもう来ていて、今後はキャンペーンサイトとの組み合わせをしながらPVを稼ぐ的な方法論になって、ツイッターはサブで使っていこうという動きなんだろうとは思いますけれども。もうツイッターはバブルだよ、と考えている大手広告代理店さんもいらっしゃるみたいですね。

 でも、30代中心の利用者にナショナルクライアントが広く広告を出せるデジタル媒体自体があまりないのも事実なので、流入効果がたとえ乏しくてもまだまだツイッターを既存の広告と組み合わせて活用していこうという動きはもうしばらく続くのではないでしょうか。ゲームとかの広告だともはや単価高すぎて使いようがないけど。

御曹司が登場(出囃子つき) 御曹司が登場(出囃子つき) を含むブックマーク 5users コメントを見る

 プリウスの問題で、ついに大政奉還後の御曹司が記者会見に。何かオオゴトになってきました。元からオオゴトなんだけどさ。

トヨタ、豊田章男社長が21時から品質問題で記者会見
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100205AT3D0501505022010.html
トヨタリコール問題、大統領にも報告 米報道官
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100205ATGM0501505022010.html

 リコール問題の騒ぎ拡大については、なんかwikiで書かれている内容を見るに相当深刻な販売へのダメージがあるんだとかで、NUMMI合弁解消でUAWを斬った返り血にしては随分派手な炎上だなという印象。

トヨタ大規模リコール隠し事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%9A%A0%E3%81%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 これだから一位になりたくなかった、というのが本音だったりして。

久しぶりに4gamerにゲーム業界記事を寄稿した 久しぶりに4gamerにゲーム業界記事を寄稿した を含むブックマーク 3users コメントを見る

 横で起きていた炎上が面白すぎて、その割には雪が降ってきてて不思議な情景ではありますが、4亀に記事を寄稿いたしました。

【切込隊長】ゲーム業界,使えない人サバイバル(前編)
http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20100202054/

 今年度の年末商戦は全滅したので、来期はもっといい年にしたいなあ… というささやかな願いを根底から粉砕する絶対零度の超後ろ向き記事に仕上がってしまいましたが、実際こうなので本当にどうしようもありません。携帯ゲームサイトを手がけているいま好調なメーカーに土下座しにいくか、オンゲで細々頑張るかぐらいしか人件費を賄える手段がないんです、中堅以下の予算のタイトルは。

 本当は、問題にならない程度に実名で取り上げたかった内容なんですが、記事をアップした直後におっさんから「なんじゃあれは! うちのことか!1!!」とクレーミーな電話が入りまして、その通りだと認めたところ出頭要請があったり、余裕の笑顔で忙しいからと断ったり、断って何をしているかというとtwitterで煽ったり大物を釣り上げたりという夕刻でありました。

 いやー、本当に楽しいですねtwitter。なお、今日締め切りだった原稿はまだ一行も書いていません。

腐臭立ち込める東京地検の連続大敗北 腐臭立ち込める東京地検の連続大敗北 を含むブックマーク 4users コメントを見る

東京痴犬地検特捜部が小沢一郎民主党幹事長を起訴できなかった。 石川知裕衆議院議員など3名は政治資金規正法違反で起訴された。 起訴事実は虚偽記載である。小沢氏の資金団体は2004年に不動産を購入したが、収支報告書に記載したのは2005年だった。不動産の取得に際し、小沢氏が一時的に資金を立て替えたが、一時的な融通であったため、収支報告書には記載しなかったとのことだ。 政治資金規正法の運用は極めて曖昧である。資金の一時的な立て替えまで、100%記載しなければ逮捕、起訴するなら、逮捕、起訴される可能性はすべての国会議員

副島隆彦先生が提供された重要情報 副島隆彦先生が提供された重要情報 を含むブックマーク 3users コメントを見る

副島隆彦先生が学問道場「今日のぼやき」に重要な記事を掲載されているので、本ブログに転載させていただく。2月2日付本ブログ記事 「CIA対日工作の歴史から見る小沢氏資金問題」 ならびに、2月1日付本ブログ記事 「民主党内転覆分子によるクーデターを許すな」 と併せてご高覧賜りたい。 「1103」 目下の小沢攻撃をまだ画策する者たちがいる。その米国側で攻撃を行っているもの達の素顔を晒(さら)します。   副島隆彦 2010.2.1 副島隆彦です。  これから私が、急いで書いて載せることは、おそらく、駐日アメリカ大使館(虎ノ